電池の節約必需品「エネループ」がパナソニックに受け継がれデザインを一新して4月に再登場!乾充電池を比較すると一番オトクなのは東芝のIMPULSE(インパルス)!?
エネループといえばSANYOのパッケージでお馴染みの繰り返し充電可能なニッケル水素電池ですが、今年の四月にパナソニックブランドに商品が統合され、さらに商品改良が加えられるにあたり、デザインが一新することになったそうです。
ただ、このサイトではロゴがどうこうの観点は置いておいて、節約の観点から見てみるとエネループの素材を改良することで充電・使用サイクルの回数が従来のものより増えています。
従来の三洋製エネループはくり返し充電回数が1800回だったのに対して、今回刷新されるパナソニック製エネループは2100回のくり返し充電が可能ということです。
ニッケル水素系充電池を比較してみたら(エネループ・エボルタ・インパルス・サイクルエナジー ゴールド・エコフル・エネロング)
では実際のところ、この2100回繰り返し充電可能というのは他のニッケル水素系充電池と比べてコストパフォーマスはどうなの?ということで6種類のニッケル水素系充電池を比較してみました。今回比較してみたのは以下のものどもです。
①パナソニック「eneloop (エネループ)」![]() ![]() |
②パナソニック「充電式EVOLTA (エボルタ)」![]() ![]() |
③東芝「充電式IMPULSE (インパルス)」![]() ![]() |
④ソニー「CycleEnergy GOLD (サイクルエナジー ゴールド)」![]() ![]() |
⑤日立マクセル「ecoful (エコフル)」![]() ![]() |
⑥日本トラストテクノロジー「enelong(エネロング)」![]() ![]() |
ブランド名 | 旧型eneloop(エネループ) | 旧型EVOLTA(エボルタ) | IMPULSE(インパルス) | Cycle Energy GOLD(サイクルエナジーゴールド) | ecoful(エコフル) | enelong(エネロング) |
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電池の型番 | HR-3UTGB | HHR-3MWS | TNH-3M | NH-AA | MHR-3SAY | EL21D3P4 |
容量 | 1,900mAh | 1,900mAh | 1,900mAh | 2,000mAh | 2,000mAh | 2,100mAh |
繰り返し充電回数 | 約1,800回 | 約1,800回 | 約1,600回 | 約1,000回 | 約1,000回 | 約1,000回 |
1年後残存率 | 約90% | 約85% | 約85% | 記載なし | 記載なし | 約80% |
4本セット価格 | 1,280円~ | 1,236円~ | 870円~ | 891円~ | 1,345円~ | 1,110円~ |
ブランド名 | 新型eneloop(エネループ) | 新型EVOLTA(エボルタ) |
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電池の型番 | BK-3MCC | BK-3MLE |
容量 | 1,900mAh | 1,950mAh |
繰り返し充電回数 | 約2,100回 | 約1,800回 |
1年後残存率 | 約90% | 約85% |
4本セット価格 | 順次発表 | 順次発表 |


ちなみに新型エネループの価格はオープン価格なので順次発表予定ですが、

一番オトクなのは東芝のIMPULSE(インパルス)!?
さて上の表を見てもらえると、コストパフォーマンス的によさそうなのは、新型エネループもしくは東芝のIMPULSE(インパルス)ですが、ここで考えたいのは果たして充電池を繰り返し2,100回も充電するほど使うだろうか?ということです。この疑問に答えるためには日常の生活を思い出して、どれぐらいの間隔で電池一本を使い切っているかを計算してみましょう。
例えば、月に一本の電池をあるデバイスで使い切っているとすると、1年で12回、50年で600回充電するという計算ができ、結局のところ充電池の繰り返し充電回数は1000回以上も必要がないといえるでしょう。
そう考えると上の表の通り、どの充電池も繰り返し充電回数が1000回は保証されているので、もっとも金額の安い東芝のIMPULSE(インパルス)が安く買えコストパフォーマンスが高いといえます。

このように、見た目の数字に騙されずに、実際にどれほど使うかという視点から考えることが節約生活では大事になってきますので、いろんな商品を比較検討する際には頭に入れておきましょう。